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黒潮文化圏をテーマに、H(花蓮)O(沖縄)T(台東)をつなぐ、相互文化交流イベント

 台湾の東海岸(花蓮・台東)と沖縄は、黒潮の恵みにより、人文と自然の多様性がありつつ、自然環境、歴史と文化、音楽と工芸は非常に似ています。
 台東にある国立の行政機関「台東生活美学館」は、2014年から島嶼音樂季を開催することにより、コンサート、生活体験、工芸展などを通じて花蓮・台東と沖縄の相互交流を深め、知的プラットフォームを構築してきました。島嶼音楽季は1年ごとに沖縄と台湾で交互に開催され、今年で6年目を迎えますが、黒潮のリズムのように、文化の廻遊は途切れることなく続いています。
 花蓮と台東の原住民音楽家たちは、島嶼音楽季に参加して古い歌謡を歌ったり、音楽を創作したりすることで、沖縄で文化的な共鳴を得ました。今後も台湾と沖縄のミュージシャンは、積極的に深く交流ができるでしょう。
 そして今年の「島嶼音楽季」のテーマは「古を遡ろう、新を話そう」です。
台湾の花蓮・台東と沖縄のミュージシャンが、伝統音楽、芸術、そして生活の美学を互いに語り合い、自身の創造的な多様性を探求する中で、相互にコミュニケーションを取り合いながら共に新しい曲を創作し、互いの革新的な音楽の文脈を理解しあう機会になればと思います。

 

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